精選版 日本国語大辞典 「末路」の意味・読み・例文・類語
まつ‐ろ【末路】
〘名〙
※寛斎摘草(1786)三・得宮田子亮書、有薦余某藩之言、賦謝「生涯付レ酒青雲隔、末路逢レ人白髪寒」
※酒ほがひ(1910)〈吉井勇〉痴夢二「痛ましき君が末路(マツロ)はあざやかに胸に描かるひとりおもへば」 〔漢書‐鄒陽伝〕
③ 盛んであったものが衰えてきた時期。物事の衰えたすえ。ばつろ。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)五・画馬引、為福井敬斎君賦「君不レ見伏波末路困二壺頭一、回レ首却憶馬少遊」
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