デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木津宗詮(初代)」の解説 木津宗詮(初代) きづ-そうせん 1760-1858 江戸時代後期の茶人。宝暦10年生まれ。はじめ摂津木津村(大阪府)願泉寺の住職で,天王寺の楽人もかねる。寺を弟にゆずり,江戸で松平治郷(はるさと)の知遇を得,茶の湯を武者小路千家5代千宗守にまなぶ。天保(てんぽう)2年紀伊(きい)徳川家の茶頭となった。安政5年1月1日死去。99歳。本姓は小野。号は松斎,卜深庵。法名は降竜。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例