明治の森高尾国定公園(読み)めいじのもりたかおこくていこうえん

精選版 日本国語大辞典 「明治の森高尾国定公園」の意味・読み・例文・類語

めいじのもりたかお‐こくていこうえん メイヂのもりたかをコクテイコウヱン【明治の森高尾国定公園】

東京都八王子市にある国定公園高尾山中心とする。昭和四二年(一九六七明治百年記念事業の一つとして指定東海自然歩道の東の起点

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「明治の森高尾国定公園」の意味・読み・例文・類語

めいじのもりたかお‐こくていこうえん〔メイヂのもりたかをコクテイコウヱン〕【明治の森高尾国定公園】

東京都八王子市の高尾山を中心とする国定公園。→明治の森

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「明治の森高尾国定公園」の意味・わかりやすい解説

明治の森高尾国定公園【めいじのもりたかおこくていこうえん】

東京都西部の高尾山一帯を占める国定公園。面積7.70km2。1967年指定。マツスギモミカシなどの天然林があり,昆虫が多く,自然がよく保たれている。山上に薬王院がある。小仏峠,景信(かげのぶ)山,陣馬(場)(じんば)山などへのハイキングが楽しめ,東京近郊の行楽地をなす。山麓までJR中央線,京王電鉄高尾線が通じる。
→関連項目東京[都]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「明治の森高尾国定公園」の意味・わかりやすい解説

明治の森高尾国定公園
めいじのもりたかおこくていこうえん

東京都八王子市にある高尾山を中心とする国定公園。面積7.77平方キロメートル。1950年(昭和25)高尾山と陣馬(じんば)山一帯を高尾陣場都立自然公園として指定したが、1967年明治百年を記念して、大阪府の明治の森箕面(みのお)国定公園とともに、その一部が明治の森高尾国定公園として指定された。東海自然歩道の東の起点である。東京都区内から京王電鉄京王・高尾線が通じる。レクリエーションの場として四季を通じて訪れる人が多い。

[菊池万雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「明治の森高尾国定公園」の意味・わかりやすい解説

明治の森高尾国定公園
めいじのもりたかおこくていこうえん

東京都西部,高尾山を中心とする山岳自然公園。面積 7.77km2。明治 100年の記念事業として 1967年指定。中央本線と甲州街道(国道20号線)とに挟まれた地域で,高尾登山口の清滝から山頂-小仏峠-城山にいたる全長 7kmに及ぶ尾根一帯が対象。古寺薬王院の寺領時代からのモミ,カシ,アカマツ,スギ,ブナなどの高齢巨木の天然林があり,東京近郊ではまれにみる自然保存状態のよいところである。昆虫,野鳥の種類が多く,区域の大部分が鳥獣特別保護区で,自然研究路が整備されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android