日没(読み)ニチボツ

デジタル大辞泉 「日没」の意味・読み・例文・類語

にち‐ぼつ【日没】

太陽の上端が地平線下に沈むこと。また、その時刻日の入り。⇔日出にっしゅつ
[類語]日の入り日の出御来光御来迎初日の出南中正中

にち‐もつ【日没】

六時の一。日暮れにちぼつ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日没」の意味・読み・例文・類語

にち‐もつ【日没】

〘名〙
長秋記‐天永二年(1111)二月一一日「日没間、着御祝曾杜駄餉所」 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
仏語。六時の一つで、その第三の刻(午後六、七時頃)。また、その時に行なわれる勤行(ごんぎょう)
霊異記(810‐824)下「日没の時に臻れるが故に、仏を礼す応しといふ」
源平盛衰記(14C前)一一「日没(ニチモツ)静に礼讚し、念仏貴く唱へつつ」

にち‐ぼつ【日没】

〘名〙 太陽が地平線下に没すること。また、その時。日の入り。いりあい。にちもつ。じつぼつ。〔音訓新聞字引(1876)〕
※あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉「日没にはまだ半時間も有らうに」 〔隋書‐倭国伝〕

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普及版 字通 「日没」の読み・字形・画数・意味

【日没】にちぼつ

日がくれる。

字通「日」の項目を見る

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