斎宮静斎(読み)いつきせいさい

精選版 日本国語大辞典 「斎宮静斎」の意味・読み・例文・類語

いつき‐せいさい【斎宮静斎】

江戸中期の儒者。名は必簡(ひっかん)。字(あざな)大礼。通称五右衛門。静斎は号である。安芸に生まれ、服部南郭徂徠学を学ぶが、後、疑義を生じ、斎子学といわれる一家の説を立てた。京都講説する。著に「斎子学叢書」一三〇冊がある。享保一三~安永七年(一七二八‐七八

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「斎宮静斎」の意味・わかりやすい解説

斎宮静斎
いつきみやせいさい

[生]享保14(1729)
[没]安永7(1778)
江戸時代中期の古学派の儒学者。安芸の人。宇野明霞,服部南郭に学ぶ。著書『易大意』『初学作文法』。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎宮静斎」の解説

斎宮静斎 いつきのみや-せいさい

斎静斎(いつき-せいさい)

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