指定(読み)シテイ

デジタル大辞泉 「指定」の意味・読み・例文・類語

し‐てい【指定】

[名](スル)
人・時・所・事物などを特にそれとさして決めること。「指定時刻」「約束場所指定する」
行政官庁法令によって特定資格を与えること。「国定公園指定する」
[類語]特定限定指名名指し指す指差す指し示す示す名指す指示指摘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「指定」の意味・読み・例文・類語

し‐てい【指定】

〘名〙
① (━する) 人、場所、時間、事物などを特にそれと定めること。また、行政官庁が事実を調査した上で特定の資格を与えること。
万国公法(1868)〈西周訳〉三「指定したる条欵に就て通商往来を准し通信逓送を共にするの約」
③ 事物、動作状態などについてこうだと判断して定める表現法。〔広日本文典(1897)〕

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普及版 字通 「指定」の読み・字形・画数・意味

【指定】してい

定める。

字通「指」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の指定の言及

【文化財】より

…周知の遺跡は,全国で10万ヵ所を超えているが,火山灰や沖積土に覆われたり,水底,海底にあって未知のものは,その数倍あると考えられている。
[文化財保護]
 文化財はすべて〈指定〉という行為によって保護されるもので,数多くの同類のもののなかからそれぞれの基準によって,国(文化庁),各都道府県市町村が選び出すことになっている。指定には段階をとるものがある。…

※「指定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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