精選版 日本国語大辞典 「扱混」の意味・読み・例文・類語
こき‐ま・ぜる【扱混】
〘他ザ下一〙 こきま・ず 〘他ザ下二〙 (「こき」は接頭語) 二種以上のものをまぜあわせる。かきまぜる。元来は、色のついたもの(主として赤系の)を細かにちぎってまぜることをいう。
※蔵の中(1918‐19)〈宇野浩二〉「嘘と誠をこきまぜて友だちを欺いて」
こき‐まぜ【扱混】
〘名〙 こきまぜること。まぜ合わせ。かきまぜ。まぜこぜ。
※延喜六年貞文歌合(906)「くれなゐの蓮うかべる緑沼(みどりぬ)に白波たてばこきまぜの花」
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