精選版 日本国語大辞典 「打出の小槌」の意味・読み・例文・類語
うちで【打出】 の 小槌(こづち)
振れば何でも思うままに出せるという小さなつち。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…長者や貴族の家に行って働き,計略を成功させて美しい嫁を迎え,さらに鬼退治をして宝物を得たり出世したりする。また,鬼の宝であった打出の小槌を振ると背が伸びて一人前の若者になる,というもので,こうした話型のほかに,聟入りの部分がないものや,鬼退治の部分がないもの,打出の小槌のような呪具でなく,風呂に入って一人前の男になるもの,背丈はそのままのものなどの話も多い。話の特徴として,(1)〈申し子〉としてあるいは脛(すね)や指などから生まれた異常誕生児である,(2)そのしるしとして異常に背丈が低い,しかし身分の高い者の娘を嫁にしたり,鬼を退治することのできる特別な能力を所有している,(3)呪具その他を通じて一人前の男に変身する,という点が挙げられる。…
※「打出の小槌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新