手に落ちる(読み)てにおちる

精選版 日本国語大辞典 「手に落ちる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 落(お)ちる

その所有となる。また、その支配下にはいる。手に帰す。手に入る。〔文明本節用集(室町中)〕
※陸海軍軍人に下し賜はりたる勅諭‐明治一五年(1882)一月四日「世の乱と共に政治大権も亦其手に落ち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手に落ちる」の意味・読み・例文・類語

・ちる

その人の所有となる。支配下にはいる。手に帰する。「競売業者の―・る」
[類語]入手獲得取得拾得既得先取先取り手に入る手に入れる手中に収める手にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android