憤慨(読み)ふんがい

精選版 日本国語大辞典 「憤慨」の意味・読み・例文・類語

ふん‐がい【憤慨】

〘名〙 いきどおり、なげくこと。また、いきどおること。
※開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下「天下の人民多くは猶旧規を固執して、却て憤慨の念を懐く者あり」 〔傅亮‐為宋公至洛陽謁五陵表〕

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デジタル大辞泉 「憤慨」の意味・読み・例文・類語

ふん‐がい【憤慨】

[名](スル)ひどく腹を立てること。慷慨こうがい。「身勝手なふるまいに憤慨する」
[類語]慨嘆慷慨怒り腹立ち憤り怒気瞋恚しんい憤怒ふんど・ふんぬ憤懣ふんまん鬱憤うっぷん義憤痛憤悲憤憤激立腹激怒癇癪かんしゃく逆鱗げきりん憤ろしい腹立たしい業腹ちゅうっ腹やけっ腹悲憤慷慨喧嘩早い喧嘩っぱや癇癖癇性ヒステリック虫気短気気短短慮せっかち性急気早気が短い気忙しい直情径行逆上高ぶるのぼせる激するかっとなるいきり立つはやり立つのぼせ上がる血迷う血走る怒りっぽい切れる瞬間湯沸かし器

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普及版 字通 「憤慨」の読み・字形・画数・意味

【憤慨】ふんがい

いきどおりなげく。〔世説新語、仇王右軍(羲之)素(もと)より田(王述)を輕んず。~田、密かに從事をして、其の郡の(もろもろ)の不法を數へしむ。~右軍に疾として郡を去り、を以てることを致す。

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