息を引き取る(読み)いきをひきとる

精選版 日本国語大辞典 「息を引き取る」の意味・読み・例文・類語

いき【息】 を 引(ひ)き取(と)

息が絶える。死ぬ。
浮世草子・好色盛衰記(1688)五「息(イキ)(ヒキ)取らば是から葬礼すべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「息を引き取る」の意味・読み・例文・類語

いき・る

呼吸が止まる。死ぬ。「眠るように―・る」
[類語]死ぬ亡くなる死する没するめいする事切れる身罷みまか先立つ旅立つ絶命する絶息する永眠する冷たくなるえなくなる世を去る帰らぬ人となる不帰の客となる死出の旅に出る亡き数に入る鬼籍に入る幽明さかいことにする黄泉こうせんの客となる命を落とす果てる眠るたおれる死去する死亡する死没する物故する瞑目めいもくする逝去せいきょする長逝ちょうせいする永逝えいせいする他界する昇天する往生おうじょうする落命する急逝きゅうせいする急死する頓死とんしする横死する憤死する夭折ようせつする夭逝ようせいする人死に物化まかくたばる絶え入る消え入るはかなくなる絶え果てる空しくなる仏になる朽ち果てる失命夭死臨終ぽっくりころり突然死即死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android