献辞辞典 「御佛前」の解説 御佛前 仏様になった故人に捧げ供えるとの意味合いがあり、仏教の法要時の際に喪家に対して贈る弔慰金の表書きの献辞(上書き)に用いられます。仏教では忌明けまでを御霊と考え、忌明け後は仏様になるとの考えから忌明け後の法要に用い られ、生前お世話になった故人への供養にあわせて、遺族の葬儀や法要に掛かる費用の一部を 負担しあうとの相互扶助の意味合いもあります。※浄土真宗(本願寺派・大谷派など)に限り、死者は逝去後即ちに仏様になるとの考えから、通夜・ 葬儀告別式にも用いられます。 出典 (株)ササガワ献辞辞典について 情報