建言(読み)ケンゲン

デジタル大辞泉 「建言」の意味・読み・例文・類語

けん‐げん【建言】

[名](スル)政府上役などに対して意見を申し立てること。また、その意見。「合理化案を建言する」
[類語]申し立てる建白物申す献策上申具申献言進言答申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「建言」の意味・読み・例文・類語

けん‐げん【建言】

〘名〙
① 確かな、古人のことば。一説に、ことばを設けて言うこと。
経国集(827)二〇・大日奉首各対策文〈大日奉首名〉「握建言之嘉謀。闢進徳之高軌
② 意見を申し立てること。特に、官庁などに対して意見を述べること。また、その意見。進言。けんごん。
※西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後「パッテルソンと云べる蘇格蘭人創めて建言し行はれ、其後官府併に公金庫会社なるものあって之を続き固め」 〔漢書‐哀帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「建言」の読み・字形・画数・意味

【建言】けんげん

意見を上申する。〔漢書、郊祀志下〕(貢)禹言す。家の宗祭祀、多く古禮に應ぜずと。上(しやう)、其の言を是とす。後~元疾に寢(い)ね、靈、祠を罷(や)むることを譴(せ)む。上、に復す。

字通「建」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android