廃弛(読み)ハイシ

デジタル大辞泉 「廃弛」の意味・読み・例文・類語

はい‐し【廃×弛】

[名](スル)すたれゆるむこと。弛廃しはい
法令も、今は次第に―し」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「廃弛」の意味・読み・例文・類語

はい‐し【廃弛】

〘名〙 すたれゆるむこと。行なわれなくなること。弛廃
新論(1825)守禦「紀綱廃弛、上下偸安」
※経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前「法令も今は次第に廃弛し」 〔呉融‐祝風詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「廃弛」の読み・字形・画数・意味

【廃弛】はいし

すたれゆるむ。〔漢書、王伝上〕(陳崇上奏)の功して~曰く、~)~く去りて國に就く。壞し、綱紀廢弛し、(お)ちざること髮の如し。

字通「廃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android