島嶼(読み)とうしょ

精選版 日本国語大辞典 「島嶼」の意味・読み・例文・類語

とう‐しょ タウ‥【島嶼】

〘名〙 (「島」は大きなしま、「嶼」は小さなしま) いくつかの島々。しま。
菅家文草(900頃)三・新月二十韻「浪花晴嶋嶼、露葉映
江戸繁昌記(1832‐36)四「島嶼点綴、或は欹(そばだ)ち、或は側(そばだ)つ」 〔江総‐修心賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「島嶼」の意味・読み・例文・類語

とう‐しょ〔タウ‐〕【島×嶼】

《「島」は大きなしま、「嶼」は小さなしまの意》大小のしまじま。しま。
[類語]諸島群島列島アイランド全島島影孤島離れ島離島無人島浮き島島島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「島嶼」の読み・字形・画数・意味

【島嶼】とう(たう)しよ

島。唐・李洞〔雲上人の安南に遊ぶを送る〕詩 鯨はむ、洗鉢の水 犀は觸(ふ)る、點燈の 島嶼、國をち 星河一天を共にす

字通「島」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android