小暑（読み）ショウショ

デジタル大辞泉

しょう‐しょ〔セウ‐〕【小暑】

二十四節気の一。7月7日ごろ。このころから暑気が強くなる。《季 夏》「部屋ぬちへ―の風の蝶ふたたび／爽雨」

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しょう‐しょ セウ‥【小暑】

〘名〙 二十四節気の一つ。天文学的には、太陽が黄道上の一〇五度を通過するときで、暦の上では夏至の後一五日目、陰暦六月の上旬、陽暦七月七日頃にあたる。《季・夏》

※延喜式（927）一六「起_二小暑一日_一至_二十二日_一日出寅刻七分」

※海道記（1223頃）菊川より手越「仲呂の節に当て小暑の気様々催せども」 〔礼記‐月令〕

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

小暑
しょうしょ

二十四節気の一つ。太陰太陽暦の6月節 (6月前半) のことで，太陽の黄経が 105°に達した日 (太陽暦の7月7日か8日) に始り大暑 (7月 23日か 24日) の前日までの約 15日間であるが，現行暦ではこの期間の第1日目をさす。気候的には梅雨明けも近く，なまぬるい風の吹く頃である。昔中国ではこれを5日を一候とする三候 (温風至，蟋蟀居壁，鷹乃学習) に区分した。それは，温風が吹き，こおろぎ (蟋蟀) が壁に止るなどの時期の意味である。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本大百科全書(ニッポニカ)

小暑
しょうしょ

二十四節気の一つ。陰暦7月の節。夏至ののち15日、すなわち7月7日ごろにあたる。この日から暑中に入り、盛夏期の暑さを迎える。例年では小暑より3～7日くらい遅れて梅雨(つゆ)が明けることが多い。いいかえると、小暑は梅雨末期の集中豪雨型の季節であることが多い。

［根本順吉］

[参照項目] | 二十四節気

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日本文化いろは事典

小暑

7月7日頃 小暑とは、暑さがだんだんと強くなっていくという意味です。またカレンダーなどには「温風至」と書かれており、中国では「おんぷういたる」日本では「あつかぜいたる」と言うように呼ばれています。小暑は梅雨明けの時期です。この頃から暑中見舞いを出し始めます。

出典　シナジーマーティング(株)

普及版 字通

【小暑】しようしよ

初夏。

字通「小」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」