大簇・太簇(読み)たいそう

精選版 日本国語大辞典 「大簇・太簇」の意味・読み・例文・類語

たい‐そう【大簇・太簇】

〘名〙
① 中国音楽十二律の第三律。日本十二律の平調(ひょうじょう)に相当する。〔礼記月令
② 陰暦一月の異称。たいぞく。
異制庭訓往来(14C中)「委細略筆候。恐々謹言。大簇七日」

たい‐ぞく【大簇・太簇】

〘名〙 (「ぞく」は「簇」の慣用音) 陰暦一月の異称。たいそう。〔伊京集(室町)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android