地霧(読み)じぎり

精選版 日本国語大辞典 「地霧」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぎり ヂ‥【地霧】

〘名〙 地面からの高さが約二メートル以下にたちこめる霧をいう。田霧。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「地霧」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぎり〔ヂ‐〕【地霧】

地上に立ったときの目の高さより低い所にたちこめる霧。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の地霧の言及

【霧】より

…薄い霧では500m~1km先が見えるが,気象観測では見通せる距離(視程)が1km以上の場合はもや(靄)と呼んで霧と区別している。目の高さの水平視程は1km以下であるが,天空がかすかにでも見えるくらいのものを〈低い霧〉,目の高さの水平視程はよくても地面に近いところに霧のある場合を〈地霧〉と呼んでいる。また,霧やもやに似た現象に霞(かすみ)がある。…

※「地霧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android