吉田精一(読み)よしだせいいち

精選版 日本国語大辞典 「吉田精一」の意味・読み・例文・類語

よしだ‐せいいち【吉田精一】

国文学者。東京出身。東京帝国大学国文学科卒。日本の近代文学全般にわたって実証的研究を重ね、指導的役割を果たした。著「自然主義の研究」など。明治四一~昭和五九年(一九〇八‐一九八四

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デジタル大辞泉 「吉田精一」の意味・読み・例文・類語

よしだ‐せいいち【吉田精一】

[1908~1984]国文学者。東京の生まれ。東京教育大・東大教授。日本近代文学研究に新しい実証主義的方法を樹立。著「自然主義の研究」「近代日本浪漫主義研究」「明治大正文学史」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田精一」の解説

吉田精一 よしだ-せいいち

1908-1984 昭和時代の国文学者。
明治41年11月12日生まれ。東京教育大,東大,埼玉大などの教授をつとめる。昭和26年日本近代文学会の創立に参加。文献主義を批判し,実証的研究法を確立した。34年「自然主義の研究」で芸術院賞。学士院会員。昭和59年6月9日死去。75歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「明治大正文学史」「近代文芸評論史」など。

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