初代(読み)しょだい

精選版 日本国語大辞典 「初代」の意味・読み・例文・類語

しょ‐だい【初代】

〘名〙 ある一つ職業家系芸道などの系統最初の人。また、その最初の時代初世
※劇場一観顕微鏡(1829)上「初代(ショダイ)の中山由男などは近世の銘人なれども一体下品なる芸風ゆゑ」
新聞雑誌‐五号・明治四年(1871)六月「初代『拿破崙(ナポレオン)』此島を以て海軍根拠となし」

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デジタル大辞泉 「初代」の意味・読み・例文・類語

しょ‐だい【初代】

家系・芸道などで、一家を立てた最初の人。また、その人の代。
その職務に初めて就任した人。第1代。「初代校長
[補説]系統的なものにおける「最初の・初めて」の意で、架空の人物キャラクター、また、事物に対しても用いられる。「初代マスコット」「携帯電話初代モデル」「初代電気自動車
[類語]一世先代前代

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