分野(読み)ブンヤ

デジタル大辞泉 「分野」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐や【分野】

人間活動における、分化した一つ領域物事のある方面範囲。「新しい分野の研究」
[類語]方面世界領分領域境域部門ジャンルフィールド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分野」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐や【分野】

〘名〙
① 中国、戦国時代の天文家が、天の二十八宿を斉・楚・秦などの諸国に配当し、各星宿の地上における支配領域と定めたもの。
菅家文草(900頃)八・通風俗「茫々分野、応景福之昭回、惵々黎民、繋君王之政化」 〔国語‐周語下〕
② 物事全般のうちのある方面。人それぞれの活動範囲。区切。領域。
流行(1911)〈森鴎外〉「なんだか、かう麻の葉のやうに分野が出来てゐて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「分野」の読み・字形・画数・意味

【分野】ぶんや

中国全土を二十八宿に配した分域。〔国語、周語下〕木星)の在るは、則ち我が野なり。の在るは、辰馬農なり。

字通「分」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android