出入り(読み)デイリ

デジタル大辞泉 「出入り」の意味・読み・例文・類語

で‐いり【出入り】

[名](スル)
出たりはいったりすること。ではいり。「人の出入りがはげしい」「トラック出入りする」
商売などのために、頻繁にその家や会社を訪れること。「出入り業者」「卒業後も研究室出入りする」
金銭支出収入。ではいり。「出入りの多い月」
数量増減。ではいり。「出席者数は毎回多少の出入りがある」
地形が突き出たりはいり込んだりしていること。「出入りの大きい海岸線」
俗に、争いごと。もめごと。けんか。「やくざ出入り
出入り筋2」の略。
「その約束をのばし、―になる事なりしに」〈浮・永代蔵・一〉
[類語](1出入ではい出入出し入れ/(6決闘格闘果たし合い取っ組み合い掴み合い組み討ち喧嘩

で‐はいり〔‐はひり〕【出入り/出×這入り】

[名](スル)でいり」に同じ。「人の―が多い家」「自由に―する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android