凍結(読み)とうけつ

精選版 日本国語大辞典 「凍結」の意味・読み・例文・類語

とう‐けつ【凍結】

〘名〙
① 氷がはりつめること。こおりつくこと。氷結。《季・冬》
舎密開宗(1837‐47)外「気中にては華氏零点上三十二度を以て凍結し」
資金資産などの移動使用一時禁止すること。また、比喩的に、物事がある状態のまま、長く変化しないこともいう。
日本裏街道を行く(1957)〈大宅壮一〉植民された北海道士族とか平民とかいう観念が、ここでは長く凍結されたような形で残っていたけれど」

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デジタル大辞泉 「凍結」の意味・読み・例文・類語

とう‐けつ【凍結】

[名](スル)
凍りつくこと。また、凍らせること。氷結。「湖面凍結する」「受精卵凍結する」
資産や資金などの使用・移動を一時禁じること。また、金融機関顧客口座について入出金等の取引をすべて停止すること。「資産を凍結する」
決められたことの実行を差し控えること。「建設計画を凍結する」
アカウント凍結
[類語](1凍る凍りつく凍てつく氷結結氷冷凍こごるしばれる凍みる凍てる

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普及版 字通 「凍結」の読み・字形・画数・意味

【凍結】とうけつ

こおりつく。

字通「凍」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「凍結」の解説

凍結

 液体の水が固体の水になること.

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