共通(読み)きょうつう

精選版 日本国語大辞典 「共通」の意味・読み・例文・類語

きょう‐つう【共通】

〘名〙 二つまたはそれ以上のもののどれにもあてはまり、通用すること。相通ずること。通有。
一年有半(1901)〈中江兆民〉三「干戈を弭め、貨幣を一にし、万国共通の衙門を設け」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「共通」の意味・読み・例文・類語

きょう‐つう【共通】

[名・形動](スル)二つまたはそれ以上のものの、どれにもあること。どれにもあてはまること。また、そのさま。「共通の理解」「国民に共通な意見」「両者に共通する特徴」
[類語]通有普遍同一一律一つ類似相似酷似近似似たり寄ったり類縁髣髴元元同等対等同列同級等し並み同席同位等しい同じ等価均等一様イコール互角五分符合合致一致吻合ふんごう整合暗合該当適合適応相当即応順応対応照応同質等質見合う当てはまる伯仲五分五分おっつかっつ拮抗きっこうどっこいどっこいとんとん匹敵比肩伍する相半ばする肩を並べる勝るとも劣らない並び立つ負けず劣らずいずれ劣らぬ似たり寄ったり並ぶ団栗どんぐりせい比べ双璧ちょぼちょぼ甲乙付け難い雁行一進一退つば競り合い竜虎相追いつ追われつ抜きつ抜かれつ競り合うせめぎ合う攻防一歩も引かぬ一緒同前同然同上同類同様そのまま(―する)通ずる通う通底するいつにする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「共通」の読み・字形・画数・意味

【共通】きようつう

通用する。

字通「共」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android