精選版 日本国語大辞典 「入口」の意味・読み・例文・類語
いり‐ぐち【入口】
〘名〙 (「いりくち」とも)
① そこからはいっていく所。はいり口。
※玉塵抄(1563)二七「神武門はみやこの入口の門なり」
※虎明本狂言・地蔵舞(室町末‐近世初)「在所のいりくちに、制札があらふがお見やらなんだか」
※玉塵抄(1563)二六「ひょっひょとのちにいわうず入り口に云ことはわるいぞ」
③ はいりこむことのできる地位。勤め場所。奉公先。くち。
いれ‐くち【入口】
※仮名草子・都風俗鑑(1681)二「諸方をかけまはりて入くちを聞出し」
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