傘下(読み)さんか

精選版 日本国語大辞典 「傘下」の意味・読み・例文・類語

さん‐か【傘下】

〘名〙 (かさの下にはいるの意) ある首脳者、中心人物の下に部下同志となって寄り集まること。また、一つ組織に属していること。翼下。〔現代用語辞典(1925)〕
新西洋事情(1975)〈深田祐介〉アテンド悲歌「たて続けに開店して行って、あっというまに傘下八店舗」

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デジタル大辞泉 「傘下」の意味・読み・例文・類語

さん‐か【傘下】

全体を一つの勢力としてまとめる指導的な人物機関の下で、その統制支配を受ける立場にあること。翼下。「傘下に入る」「傘下に置く」
[類語]管下管内管区

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「傘下」の解説

傘下 さんか

?-? 江戸時代前期の俳人
尾張(おわり)名古屋にすんだ。蕉門。句は山本荷兮(かけい)編「阿羅野(あらの)」(元禄(げんろく)2年(1689)序),「曠野(あらの)後集」(同6年序)におさめられている。姓は加藤通称は治助。

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普及版 字通 「傘下」の読み・字形・画数・意味

【傘下】さんか

配下

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