俗世（読み）ぞくせ

精選版 日本国語大辞典

ぞく‐せ【俗世】

〘名〙 (「せ」は「世」の呉音) ＝ぞくせい（俗世）

※帰省（1890）〈宮崎湖処子〉六「霊界の他力の舟は、覆る事なからんも、見よ俗世の他力は、百面相、疑惑、仇に綯ひたる縄の如し」

ぞく‐せい【俗世】

〘名〙 (「せい」は「世」の漢音) 世の中。世間。俗世間。この世。ぞくせ。〔拾遺記‐周霊王〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ぞく‐せい【俗世】

世の中。俗世間。ぞくせ。
[類語]社会・世間・世よ・世の中・民間・巷間こうかん・市井しせい・江湖こうこ・天下・世俗・世界・世上・人中・浮き世

ぞく‐せ【俗世】

⇒ぞくせい（俗世）

出典　小学館

普及版 字通

【俗世】ぞくせい

俗世間。

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出典　平凡社「普及版 字通」