会田 龍雄(読み)アイダ タツオ

20世紀日本人名事典 「会田 龍雄」の解説

会田 龍雄
アイダ タツオ

明治〜昭和期の遺伝学者



生年
明治4年11月21日(1872年)

没年
昭和32(1957)年12月16日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
東京帝大理科動物学科〔明治29年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和7年〕

経歴
明治31年五高教授となり36年まで在職同僚夏目漱石がいた。次いで三高講師、真言宗連合大学(のち種智院大学)教授を経て、大正6年〜昭和16年京都高等工芸(のち京都工芸繊維大学)教授。自宅でメダカを飼い、その体色と性別との関連を研究、大正10年白い体色がメスだけに見られる遺伝(限性遺伝)で、性染色体上にその遺伝子が存在することをつきとめた。主著に「新撰動物学」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android