伊賀理命(読み)いかりのみこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊賀理命」の解説

伊賀理命 いかりのみこと

古代伝承上の豪族
常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」逸文によれば,景行天皇の常陸浮島(茨城県稲敷郡)行幸のおり,鶚(みさご)の声をきいた天皇に命じられて,それを網でとった。よろこんだ天皇から鳥取の氏をあたえられた。「高橋氏文」にみえる磐鹿六獦(鴈)命(いわかむつかりのみこと)と同一人物ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android