上首尾(読み)じょうしゅび

精選版 日本国語大辞典 「上首尾」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しゅび ジャウ‥【上首尾】

〘名〙 (形動) 首尾のよいこと。うまくいくこと。また、そのさま。
浮世草子好色二代男(1684)八「常住不断の上首尾(シュビ)、頭北西面の楽床(らくとこ)、かぎりをしらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「上首尾」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しゅび〔ジヤウ‐〕【上首尾】

[名・形動]物事がうまい具合に運ぶこと。都合よくいってよい結果を得ること。また、そのさま。「話し合いは上首尾に終わる」「結果は上首尾だ」⇔不首尾
[類語]ずいとぐいとめきめき見る間にぐいぐいどしどしさっとさっさとっととはかばかしい円滑スムーズすいすいとんとん拍子着着順調快調好調淀みない淀みなく首尾良くとんとんすらすらみるみるずんずんぐんぐんどんどんはかどるあっと言う間間髪をれず迅速速やか立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早波に乗る成就達成大成速成適う実現完成成立成り立つ成る出来しゅったい出来る出来上がる樹立確立存立打ち立てる成功奏功結実開花実を結ぶ花開く物になる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android