デジタル大辞泉
「上天」の意味・読み・例文・類語
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じょう‐てん ジャウ‥【上天】
〘名〙 (「しょうてん」とも)
※本朝文粋(1060頃)一・視雲知隠賦〈
大江以言〉「雲生
二上天
一。人託
二下土
一」
※
歌謡・山家鳥虫歌(1772)上・
近江・
美濃「上天の星は
末代変らず」 〔詩経‐小雅・小明〕
※反故集(1671)上「上天(ジャウテン)の極果に、八万劫の楽(たのしみ)有といへども」
③ 天帝。上帝。天上にある神。造物主。
※続日本紀‐慶雲二年(705)四月壬子「不レ能下徳感二上天一仁及中黎庶上」
※
俳諧・俳諧世説(1785)三「かくて身にあやまりなき申ひらき上天
(シャウテン)に通じ」 〔書経‐仲虺之誥〕
④ (━する) 天にのぼること。昇天。
※どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)四「ぜずきりしとよみがへり玉ひてより四十日めにおりべてといへるやまより御(ご)じゃうてんなされたる事」 〔史記‐封禅書〕
⑤ 四季の天の一つ。冬の天。《季・冬》 〔俳諧・増山の井(1663)〕 〔
爾雅‐釈天〕
⑥ 上等のてんぷら。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「上天」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報