マーチン ケーラー(英語表記)Martin Kähler

20世紀西洋人名事典 「マーチン ケーラー」の解説

マーチン ケーラー
Martin Kähler


1835 - 1912
ドイツ神学者
元・ハレ大学教授。
ローテ、トールック、ミューラー、ベックホフマンの影響を受けて、さらに信仰覚醒運動の影響もあり「調停神学」の立場に立った。「いわゆる史的イエス」と「歴史的・聖書的キリスト」という彼の有名な区別は、信仰と歴史の問題で20世紀神学の先駆的役割を果たした。弟子にはティリヒやシュニーウィント等がいる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android