ホラチウス・コクレス(英語表記)Horatius Cocles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホラチウス・コクレス」の意味・わかりやすい解説

ホラチウス・コクレス
Horatius Cocles

古代ローマの伝説上の勇士。コクレスは「隻眼者」の意。エトルリア王ポルセンナとの戦いローマ軍テベレ川のスブリキウス橋を落す間敵と戦い,落してから単身泳いで戻ったが,跛行,隻眼になったという。これはウルカヌス神殿の隻眼の像を説明するために作られた伝説であろう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android