シ・さいわい・よろこび(漢字)

普及版 字通 の解説


14画

[字音]
[字訓] さいわい・よろこび

[説文解字]

[字形] 形声
声符は是(ぜ)。〔説文一上に「安らかなり」(段注本)とみえ、安らかで福のあることをいう。〔易、習坎九五〕に「らかなるを(いた)す」とあるのは、祗(し)・(てい)の音に通用したものである。

[訓義]
1. さいわい、よろこび。
2. やすらか。
3. と通用し、ただ、まさに、いたす。

[古辞書の訓]
名義抄 サイハヒ・ヤスシ 〔字鏡集 イノル・サイハヒ・タマタマ・ツト・ヨロコブ・ヤスシ

[熟語]

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android