グール(英語表記)Goole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グール」の意味・わかりやすい解説

グール
Goole

イギリスイングランド東部,イーストライディングオブヨークシャー南西部の町。キングストンアポンハルの西約 35km,ドン川がウーズ川に合流する地点にある。ウーズ川は町の下流ハンバー川と呼ばれる三角江(エスチュアリー)に注ぎ北海に出るため,港は北海と直接結ばれる海港となっており,大型外洋船は接岸できないが,後背地であるウェストヨークシャー地域やミッドランド地方東部の炭田地帯とエア=コールダー運河などでも結ばれ,重要な石炭積出港となっている。また周辺の肥沃な農業地帯の集散地で,船舶修理,製粉肥料衣料などの工業も立地する。水運のほか,陸上交通の要地でもあり,幹線道路,鉄道が通る。人口 1万7600(2001)。

グール
Gourd, Jean-Jacques

[生]1850
[没]1909
スイスの哲学者。 C.ルヌービエ影響を受けた。主著"Les trois dialectiques" (1897) ,"Philosophie de la religion" (1911) 。

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世界大百科事典(旧版)内のグールの言及

【フィルザバード】より

…直径約2km。町は古くはグールGūrと呼ばれたが,ササン朝初代の王アルダシール1世がアルサケス朝のアルタバヌス5世を破った後に,パルティアの都市プランにならって建設し,〈アルダシール・フルラArdashīr‐khurra(アルダシールの栄光)〉と命名。その後10世紀にブワイ朝の支配者が現在の名称に改名した。…

※「グール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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