グッドバイ

精選版 日本国語大辞典 「グッドバイ」の意味・読み・例文・類語

グッド‐バイ

(good-by, good-bye)
[1] 〘感動英語で、別れるときの挨拶にいう語。さようなら。
漂流記(1863)「陸より来れる官人にわかれ帰らんとする時、互に手を握りグーバイといふ」
[2] 〘名〙 ((一)から転じて) 別れの挨拶。また、別れること。
※風流懺法(1907)〈高浜虚子〉一力「『手を引いて、グードバイして二足三足〈略〉』といふ今度は今めかしい唄をお花がうたって」

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デジタル大辞泉 「グッドバイ」の意味・読み・例文・類語

グッド‐バイ(good-by)

[感]さようなら。グッバイ。
[補説]God be with ye(神が汝とともにあるようにの意)の短縮形。

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デジタル大辞泉プラス 「グッドバイ」の解説

グッドバイ〔演劇〕

ケラリーノ・サンドロヴィッチの脚本演出による演劇作品。太宰治未完小説「グッド・バイ」をモチーフとする。2015年9月、脚本家自身が主宰する演劇プロデュース集団「KERA・MAP」により初演。2016年、第66回文化庁芸術選奨にて文科大臣賞受賞。2020年、監督:成島出、主演:大泉洋、小池栄子で映画が公開された(タイトル「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」)。

グッドバイ〔戯曲〕

北村想戯曲。太宰治による未完の長編小説をモチーフとする。全9場。2013年11月、寺十吾(じつなしさとる)の演出により、世田谷パブリックシアター・シアタートラムにて初演。第17回鶴屋南北戯曲賞受賞。

グッドバイ〔映画〕

1949年公開の日本映画。監督:島耕二原作:太宰治、脚本:小国英雄録音神谷正和出演:若原雅夫、清川玉枝高峰秀子、森雅之、藤間紫、清川虹子ほか。第4回毎日映画コンクール録音賞受賞。

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