カレル・ファン ウォルフレン(英語表記)Karel G.Van Wolferen

現代外国人名録2016 の解説

カレル・ファン ウォルフレン
Karel G.Van Wolferen

職業・肩書
ジャーナリスト,評論家 アムステルダム大学名誉教授

国籍
オランダ

生年月日
1941年

出生地
ロッテルダム

専門
政治経済比較論

経歴
18歳の時からアジア・中東を旅行。1962年来日し、英語教師の傍ら著作に従事。’72〜89年オランダの「NRC Handels blad(ハンデルスブラット)」紙極東特派員、’82〜83年日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)会長を務めた。’87年フィリピン“革命”報道によりオランダのジャーナリズム最高賞(オランダ賞)を受賞。その後米誌「フォーリン・アフェアーズ」の掲載論文「ジャパン・プロブレム」が大きな反響を呼び、対日政策の見直しを提唱する“リビジョニスト”として台頭。’89年「日本/権力構造の謎」を刊行、在日30年のジァーナリストの目から見た日本社会論として大きな話題を呼び、10ケ国語に翻訳された。また、「人間を幸福にしない日本というシステム」もベストセラーとなる。他の著書に「支配者を支配せよ 選挙/選挙後」「ウォルフレン教授のやさしい日本経済」「アメリカとともに沈みゆく自由世界」「偽りの戦後日本」などがある。一方、少年時代より写真趣味とし、2007年初の個展を開催した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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