カラン

精選版 日本国語大辞典 「カラン」の意味・読み・例文・類語

カラン

〘名〙 (kraan) 水道などの給水管末端に取り付けて、ひねったり押したりすれば、水、湯などが出るようにした装置現代では、特に公衆浴場などの大型のものをさす場合が多い。蛇口(じゃぐち)
※彼は昔の彼ならず(1934)〈太宰治〉「はっと気づいたけれど、僕はそれでもわざとゆっくりカランから湯を出して、てのひらの泡を洗ひ落とし、湯槽へはひった」

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デジタル大辞泉 「カラン」の意味・読み・例文・類語

カラン(〈オランダ〉kraan)

水栓。蛇口。
[類語]蛇口バルブ水栓給水栓消火栓元栓耳栓コック

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リフォーム用語集 「カラン」の解説

カラン

水栓金具の事。お湯と水がひとつの蛇口から出る混合栓も含む。最近の住宅用のカランの形状としては、ハンドルを回すことにより吐水量を調節するハンドル式よりも、レバーひとつで吐水量や吐水温度の調整ができるシングルレバー式のカランが一般的。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「カラン」の解説

カラン【kraan〈オランダ〉】

給油・給水・ガス管などの出口に設ける開閉栓が付いた口金(くちがね)。水道の蛇口など。

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