カアピ(読み)かあぴ

世界大百科事典(旧版)内のカアピの言及

【アヤワスカ】より

…南米アマゾンの原住民の間で,彼らの神話的世界を再現させその世界観の統一を増強させるために広く用いられている幻覚薬。キントラノオ科のつる性の植物,バニステリオプシス・カアピBanisteriopsis caapiおよびイネブリアンスB.inebriansの植物自身およびそれからつくられた煎出液をペルーのケチュア語でアヤワスカ(魂のつる)とよぶ。ただし,ペルーのパノ語ではラミrami,ブラジルではカアピcaapi,コロンビアではヤヘyagéとよばれる。…

※「カアピ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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