インキュナビュラ(英語表記)incunabula

翻訳|incunabula

デジタル大辞泉 「インキュナビュラ」の意味・読み・例文・類語

インキュナビュラ(incunabula)

ヨーロッパで15世紀後半に刊行された初期活字本揺籃期本ようらんきぼん語源ラテン語で、揺りかごの意。インキュナブラインクナブラ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「インキュナビュラ」の意味・読み・例文・類語

インキュナビュラ

〘名〙 (incunabula 元来はラテン語で、「初期」「揺籃期」の意) 印刷術発明後約半世紀間、西暦一五〇〇年以前に刊行された活字本をいう。揺籃期本

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インキュナビュラ」の意味・わかりやすい解説

インキュナビュラ
incunabula

揺籃期 (ようらんき) 本と訳される。ラテン語で「揺り籠」の意。グーテンベルクの印刷術発明 (1450頃) から 15世紀末までにヨーロッパで活字印刷された本をいい,約4万種類ある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android