アセテートフィルム

化学辞典 第2版 「アセテートフィルム」の解説

アセテートフィルム
アセテートフィルム
acetate film

酢酸セルロースでつくったフィルム製法は,セルロースジアセテートやセルローストリアセテートをアセトン-アルコール混合溶剤や,ジクロロメタン主成分とする溶剤に溶かし,可塑剤を添加して流延ドープをつくり,乾燥してフィルムとする流延法や,ブロック法,押出法などがある.フィルムは難燃性,寸法安定性にすぐれ,トリアセテートフィルムは写真用フィルムベース,ジアセテートフィルムは包装用フィルムなどにおもに使用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「アセテートフィルム」の解説

アセテートフィルム

 セルロース系の透明なプラスチックで,食品の包装など多く目的に使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android