たいはい

精選版 日本国語大辞典 「たいはい」の意味・読み・例文・類語

たい‐はい【背・台背】

〘名〙 (「」は河豚(ふぐ)の意。河豚は背に黒い斑点があり、老人も同じように背中にしみを生じるところから) 老人をいう。
菅家文草(900頃)五・仲秋釈奠、聴講礼記、同賦養衰老「若不相逢開礼道、何因背蕩恩波」 〔詩経‐魯頌・閟宮〕

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普及版 字通 「たいはい」の読み・字形・画数・意味

廃】たいはい

廃れる。〔後漢書伝〕の時、辟雍始めてり、太學を毀たんと欲す。太尉趙熹以爲(おも)へらく、太學・辟雍(へきよう)、皆宜しくね存すべしと。~頃(このごろ)廢し、園芻牧の處と爲るに至る。

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背】たいはい

ふぐの背のように斑文ができる。老人。唐・柳宗元膏肓(いや)す賦〕善く命をは、背鶴髮にして兒をす。

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