くすり

精選版 日本国語大辞典 「くすり」の意味・読み・例文・類語

くすり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) こっそりと、ほんのちょっと声を出して笑うさま、また、その声を表わす語。
郊外(1900)〈国木田独歩〉三「此時クスリと一声、笑を圧殺すやうな気勢(けはひ)がしたが、主人は其には気が付かない」

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デジタル大辞泉 「くすり」の意味・読み・例文・類語

くすり

[副]小さな声で、こっそりと笑うさま。ほんの少し笑うさま。「くすりと笑う」「くすりとさせられる小話
[類語]くすくすくつくつにこにこにっこりにこりにこやかにたにたにたりにやにやにやりにんまり莞爾かんじほくそ笑むくっくっとうふふえへらえへらえへへいひひあははにかっとからから薄笑い忍び笑い盗み笑い嘲笑ちょうしょう冷笑嗤笑ししょうあざ笑う薄笑うせせら笑う鼻で笑う

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